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導入事例

【2D図面作成をほぼゼロに】メビーとメビーマーケットプレイスで、設計に集中できる環境づくり

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課題

・3D設計後に必ず2D図面を作成する業務フローが前提になっていた
・図面作成や見積もり・発注対応で思考が分断され、構想設計に集中しづらかった
・さまざまな条件に合わせて見積もりを行い、部品を手配したい

効果

・メビーとメビーマーケットプレイスにより3Dデータのみで製作でき、2D図面作成がほぼ不要になった
・メビーマーケットプレイスにより、複雑形状の部品もチャットでのやり取りのみで見積もりできるようになり、思考を止めず構想設計に集中できるようになった
・納期・価格・品質など、さまざまな要件に合わせて、メビーマーケットプレイスでスムーズに手配できるようになった

半導体・自動車・医療業界向け部品を量産する谷野製作所では、検査装置などの汎用化においてmeviy(メビー)とmeviy Marketplace(メビーマーケットプレイス)をフル活用している。もはやメビーは設計プロセスに欠かせない存在となっており、「メビーがなければ設計が進まない」と小川氏は語る。

「2D図面を描かなければならない」という業務フローに疑問

前職では、3D設計後に必ず2D図面を描くというプロセスが定着していました。あるとき、3Dモデルだけで加工品を作れるメビーを見つけ、樹脂部品を発注したところ、想定通りの加工品が届きました。

それから現在までメビーを活用していますが、メビーで製作できないような材質や複雑な形状の部品もあり、2023年のβ版からメビーマーケットプレイスの利用を開始しました。メビーと同様に3Dデータで加工品の依頼ができるため、メビーとメビーマーケットプレイスは設計業務に欠かせないインフラの一つとなっています。

社内の検査装置の汎用化や自動化にメビーとメビーマーケットプレイスを活用

装置の製作にあたっては、メビーとメビーマーケットプレイスを用途に応じて使い分けています。メビーで対応可能な部品はメビー に依頼し、5軸加工機を用いるような複雑形状や曲面形状が多い部品については、メビーマーケットプレイスを活用しています。

例えば、自動搬送システムで使用するパーツフィーダーのボールのような複雑形状の部品は、メビーマーケットプレイスで製作しました。市販品のパーツフィーダーのボール(パーツが流れる部分)は溶接で結合されていましたが、この構造では修理に手間がかかります。そこで、ねじ止めが可能な形状に変更した部品を新たに製作しました。この部品はメビー では対応できなかったため、メビーマーケットプレイスを利用しています。

このように両者を適切に使い分けることで、多種多様な装置の設計・製作を実現しています。

メビーマーケットプレイスで手配したパーツフィーダーのボール

2D図面作成にかかっていた2週間がゼロに。設計に集中できる環境づくりにも貢献

人間が最高効率を発揮するのは集中しているとき。
それを阻害しないのがメビーとメビーマーケットプレイス

メビーの活用によって最も大きく変わったのは、「時間」を生み出せたことです。これまで約2週間を要していた2D図面作成の工程が不要になり、その分を構想設計に集中できるようになりました。

また、協力メーカーとのやり取りが不要になり、見積もりから発注までを即座に完結できるため、思考を中断せずに次の設計へ進めます。構想設計のような創造的な業務は、思考を途切れさせないことが成果の質を左右します。

一方で、部品調達においてはつねに同じ条件が最適とは限りません。納期を優先したい場合もあれば、多少時間がかかってもコストを抑えたい場合もあります。メビーマーケットプレイスでは、各パートナーの特長が画面上で分かるため、その時々の状況に応じて最適な選択がしやすくなりました

例えば、表面のテクスチャーがきれいな加工が得意な会社や、厳しい寸法公差に対応できる会社・珍しい形状でも加工できる会社など、加工会社ごとに強みはさまざまです。こうした特長を事前に把握できる点こそが、メビーマーケットプレイスの大きな強みだと感じています。

メビーは人を介さずに加工品の発注ができるため、属人的な問題は発生しません。逆にメビーマーケットプレイスでは、チャットを使って加工のプロである製造パートナーへ気軽に相談できます。メールのような形式張った文章は不要で、ちょっとした確認や相談もすぐに伝えられるため、やり取りの手間が大幅に軽減されます。

設計した部品はとにかくメビーとメビーマーケットプレイスで見積もり

メビーにすべての加工品のデータをアップロード

私の基本的な考え方は「とにかくすべてメビーにデータをアップロード」するということです。こちらで仕分けするのではなく、設計した部品をまずはメビーにアップロードして見積依頼することが重要です。メビーで製作できない部品は、メビーマーケットプレイスで見積もりを行います。こうすることで、ほぼメビーとメビーマーケットプレイスで部品調達が可能になり、2D図面作成の工数を極限まで削減できます。

メビー・メビーマーケットプレイスの活用ステップ

「誰でも・簡単に」がコンセプト

メビーとメビーマーケットプレイスの使用方法は非常に簡単です。

  1. メビーにすべての加工品の3Dデータをアップロード。
  2. メビーで作成できる部品はメビーで見積もり、メビーで作成できない場合は、「他の見積もり先を探す」ボタンを押してメビーマーケットプレイスに3Dデータを自動連携して見積もり。
  3. メビーで見積もりした部品も、メビーマーケットプレイスを通して新規加工会社で見積もりした部品も型番でまとめて購入。

メビーマーケットプレイスでは3社まで同時に見積もりを依頼でき、最終的に条件の合うパートナーを選んで発注できます。

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目指すのは、自社で構築したモデルを他社へ横展開し、業界全体に貢献すること

代表取締役社長 谷野秀之氏

小川氏:現実と理想の間にある高い壁を、少しでも低くすることが私の使命だと考えています。本来は限られた人しかできない装置を使用した効率化を、誰もができるレベルに落とし込むことが私の目標です。メビーとメビーマーケットプレイスで創出した時間で、社会を変える検討に充て、誰もが使える装置の設計・開発を目指していきます

谷野氏:小川の挑戦は、単なる社内の自動化にとどまりません。「マラソンで言えば10km地点」という初期段階ですが、ここからが業界全体を変える可能性を秘めています。人手不足が深刻な中小製造業において、誰もが扱えるロボットシステムによる「人とロボットの協働」は共通課題です。我々が構築した事例をモデルとして、取引先や同業企業にも横展開していく。そうすることで、本当の意味で業界全体に貢献できると確信しています。

<株式会社谷野製作所について>
NC自動旋盤による金属切削加工を本業とする中小企業で、少量多品種から量産加工まで対応。自転車・釣具などのアウトドア系から半導体関連まで幅広い分野にミクロン単位の精密部品を供給。加工後の洗浄・検査・品質管理も一貫して行い、24時間体制で稼働。人手不足への対応として外観検査自動化や搬送効率化に取り組み、省人化・自動化で業界全体の課題解決に貢献している。

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企業情報

社名 株式会社谷野製作所
業種
  • ロボットシステム
  • 精密部品
  • 自動化装置
従業員数
    21〜300人

課題

  • 2D作図の時間削減
  • 短納期で調達
  • 見積時間削減

活用サービスカテゴリー

  • 3Dプリント
  • 切削
  • 旋盤
  • 板金/板金溶接
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企業情報

社名 株式会社谷野製作所
業種
  • ロボットシステム
  • 精密部品
  • 自動化装置
従業員数
    21〜300人

課題

  • 2D作図の時間削減
  • 短納期で調達
  • 見積時間削減

活用サービスカテゴリー

  • 3Dプリント
  • 切削
  • 旋盤
  • 板金/板金溶接

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